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行き当たりばったりから脱出!Instagramで成果を出すコツは「投稿スケジュール」を作成すること

  • 投稿日 :
  • カテゴリー : Instagram

これまでのブログで、投稿の種類や各投稿事例をご紹介してきました。
(参考ブログ:Instagram担当者なら知っておきたい!「4種類の投稿」とは?
(参考ブログ:毎回投稿内容に迷う方必見!ストーリーズやIGTVでも「4種類の投稿」は必要?

Instagramは、投稿回数が月1〜2回程度と少なすぎたり、投稿タイミングが不定期だったりしては、ファンもフォロワーも増えません。どれだけよい内容の投稿をしても、見てもらえる機会が少なくては意味がないのです。

Instagramは、定期的な投稿を継続しなければ成果は出ないのです。当たり前だと思われるかもしれませんが、「定期的な投稿を継続する」ことができていないアカウントが多いのが実情です。

そこで今回のブログでは、Instagramの運用に欠かせない投稿スケジュールについてお話します。

なぜ、投稿スケジュールが必要なのか?

定期的な投稿を継続できていないアカウントが多いのには、理由があります。それは多くの場合、「今日は何を投稿しよう?」と行き当たりばったりの状態だからです。

今日投稿する内容を当日に決めているのでは、長く続かないのは当然です。

それに、これまでお伝えしてきた「4種類の投稿」を、計画を立てずにバランスよく適切に投稿するのは、非常に難しいのです。

InstagramをはじめとするSNSにおいて、定期的な投稿を継続するポイントは、投稿スケジュールを作成することだと考えています。弊社のクライアントにも、「必ず投稿スケジュールを作ってください」とお伝えしています。

では、どうやって作れば良いのでしょうか?

投稿スケジュールは、あの「無料のツール」で作れます

必ず作らなくてはいけないとは言え、「投稿スケジュールってどう作ればいいんだろう?」と迷ってしまうでしょう。でも、決して特別なものは必要ありません

弊社では、Googleの「スプレッドシート」という表計算ツール、あるいは「Trello(トレロ)」というタスク管理ツールで作成しています。

これらのツールを利用すれば、ファイルをメールでやり取りするなどの煩わしさがなく、常に最新の状態をお客様との間で共有できます。

しかも、これらは無料で利用できます

有料のサービスで投稿スケジュールを管理できるものもあるかと思いますが、このブログではどなたでもお使いいただける、無料ツールでの管理方法をお伝えします。

Googleのスプレッドシートを利用する場合

まず、Googleのスプレッドシートで投稿スケジュールを作成する方法をご紹介します。エクセルに慣れている方は、Googleのスプレッドシートには早く慣れると思います。

実際に投稿スケジュールを作成すると、このようになります。


▲月ごとに投稿スケジュールや広告費などを一覧化しているシート(1)


▲実際の投稿に入れる文章・画像・ハッシュタグなど内容部分を記したシート(2)

月ごとに投稿スケジュールや広告費などを一覧化しているシートと、実際の投稿に入れる文章・画像・ハッシュタグなどの内容部分を記したシート、この2つのシートでひと月分となります。

1のシートには、日時、曜日、投稿の種類、投稿内容(タイトルのみ)、広告の目的、広告ターゲット、広告費、投稿や広告が完了しているかどうかがわかる欄などがあります。
2のシートには、実際に投稿する画像、文章、ハッシュタグを入れています。

Trello(トレロ)を利用する場合

次は「Trello(トレロ)」です。
多くの方がエクセルの利用に慣れているため、これまではスプレッドシートを使うことが多かったのですが、新しいツールを使うことに抵抗がない方には、「Trello(トレロ)」で管理することをおすすめしています。


▲Trello(トレロ)の画面①


▲Trello(トレロ)の画面②

Trelloは、ボード・リスト・カードという階層になっています。

月ごとにボードを作成し、その中のリストに投稿ができあがるまでの段階を入れています。そのリストの中にカードがあり、カードの中に実際の投稿内容(文章・画像・ハッシュタグ・広告出稿の有無などの詳細)を入れています。

このカードは簡単に動かせるので、今どの投稿がどんな状況なのかを一目でわかるようにしています。例えば、そのカードの投稿が現在文章作成中なら「文章作成中」のリストに置いておく、すでに投稿済みなら「投稿済み」のリストに置いておくというような具合です。

それぞれのメリットとデメリット

一覧で見るなら、Googleのスプレッドシートの方が見やすいです。

スプレッドシートはエクセル同様、セルに式を入れられるため、消化した広告費の計算なども自動で行ってくれるなど便利な点は多々あります。その反面、パソコンでは使いやすいのですが、スマートフォンからは扱いづらい部分があります。

例えば、パソコンでスプレッドシートの中に入れた画像を、スマートフォンからダウンロードすることは現在できません。そのため、例えばDropboxなど別のツールで画像を管理し、スプレッドシートには「Dropboxのどこにこの日に使う画像が入っているのか」ということを別途記載しておく必要があります。

その点Trelloなら、直接Trelloのカード内から、スマートフォンで画像をダウンロードできます。Trelloに情報を全て詰め込んでおけば、Trelloひとつで完結できるのです。

仕事上パソコンをよく使う方はスプレッドシートでもよいかもしれませんが、スマートフォン1つで完結させたい方は、Trelloの方がよいかもしれません。

両方を試した筆者自身の感想をお伝えすると、Trelloで管理をして、スマートフォン1つで完結する方が楽だとは思います。Instagram自体がスマートフォンでの利用を前提に作られており、スマートフォンからしか投稿もできないからです。

ただ、投稿される方それぞれの環境が異なるので、上記の方法にかかわらず、お好きな方法で投稿スケジュールを作成してみてください。

ひと月分の投稿スケジュールは、このように作成しています

ここからは、ひと月分の投稿スケジュールができあがっていく過程をお伝えします。

投稿スケジュールは、月単位で作成します。投稿する当月の分は、前月の末までには完成しているのが理想的です。そうすれば、すでに投稿ができているのでコピー&ペーストで済みます。何より、投稿当日に慌てることがないので、Instagramの運用が一気に楽になります。

実際に、弊社がクライアントのアカウントを運用する際、いつ頃、どのような作業をすることになるのか、具体的にまとめてみました。

(1)7日~15日頃
【前月の振り返りと次月のスケジュールを決める打ち合わせ】
この期間中に、弊社発行のレポートを参照しながら前月の振り返りを行います。先々のイベントや新商品発売のスケジュールなどを確認し、次月のスケジュールに落とし込んでいきます。

(2)16日~20日頃
【次月のスケジュール作成と画像の確定】
実際に、次月の何日にどんな投稿をするか、具体的なスケジュールと投稿の概要を決めます。それに沿って画像を選定・撮影していきます。

(3)21日~26日頃
【画像ありきのライティングとハッシュタグ選定】
投稿概要と画像を確認しながら、投稿内容のライティングを行います。このとき、投稿の内容に沿ったハッシュタグも埋めていきます。

(4)27日~末日頃
【投稿内容の最終チェックと広告の検討】
できあがった投稿の誤字・脱字や事実確認を含めて最終チェックします。
また、広告をかけるかどうか、かけるならどれくらいの予算なのか、どのターゲットに、どういう目的でかけるのかを決定します。

(5)投稿当日:投稿
Instagramアプリを開き、コピー&ペーストで投稿します。

もちろん、時には決まっていた投稿を延期したり、違う投稿に差し替えなければならない事情が出てきたりすることもあります。そのような場合は、その都度スケジュールを調整し、対応する必要があります。

ただし、その際に気をつけていただきたいことがあります。

Instagramはプロフィールページに1枚目の画像が並ぶため、投稿の順番を入れ替えたり、差し替えたりすると、プロフィールページが予期せぬ形になってしまうこともあります。プロフィールページ全体の印象と流れを重視するという点には、くれぐれも注意してください。

また、投稿スケジュールになかったことを急遽配信しなければならなくなったときは、これもプロフィールページの世界観に影響が出てくる場合があります。内容によっては、ストーリーズで投稿することも検討しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 「けっこう手間がかかるんだな」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、InstagramをはじめとするSNSの運用は、片手間で成果を出すことが難しくなってきているのが現状です。

どうしても社内で対応するのが難しい場合、弊社のような社外のプロに運用を依頼するというのも1つの方法です。人を雇うよりは低いコストで対応してくれる業者もありますので、このあたりは社内のリソースと相談して判断していただければと思います。

なお、今回ご紹介した方法は、Instagramだけでなく、他のSNSにもそのまま応用できます。ぜひ全てのSNSで投稿スケジュールを作成し、投稿を継続できる体制を整えていきましょう。

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