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TikTokマーケティングとは?メリットやデメリットを分かりやすく解説

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  • カテゴリー : SNSの基本, SNS全般

TikTokマーケティングとは?メリットやデメリットを分かりやすく解説

縦型ショート動画のSNSといえば「TikTok」。利用者数も増え続け、TikTokの公式サイトによると世界で月間10億人以上が利用しているようです。

そんなTikTokは、ユーザーが楽しむだけでなく、企業が運用することにより売上に直結する可能性が非常に高いSNSです。特に2025年6月30日にリリースされたTikTok Shopでは、TikTok内で商品と出会い、購入まで誘導できます。

そこで改めて、TikTokマーケティングについて分かりやすく解説していきます。まだ運用したことがない企業の方は、是非ご検討してみてはいかがでしょうか。

そもそもTikTokとは?

TikTokは、中国の企業「ByteDance」が運営しているスマートフォン向けのSNSです。スマートフォンのディスプレイにフィットする縦型で、数十秒から1分程度のものが大半となる「ショート動画」が主なコンテンツです。動画は独自のアルゴリズムにより、さまざまな動画がレコメンド形式で表示され、飽きさせない工夫がされています。

短い時間で気軽に見られることから、高い人気を誇り、TikTokの流行の影響で、InstagramやYouTubeなど他のSNSでもショート動画の機能が追加されています。

その他にもライブ配信や購入まで結びつけられるTikTok Shopがあるなど、配信を楽しむだけでなく、ショッピングを楽しむこともできます。

※動画は15秒から10分までの投稿ができます。

TikTokマーケティングとは?収益化にもつながる可能性大

TikTokマーケティングとは、言葉の通りTikTokを活用して認知拡大から売上向上を目的としたマーケティングを行うことです。

TikTokのサイトには、Shop機能がない2023年の状況においても「日本におけるTikTok経由での消費額は1,772億円」。また、TikTokユーザーのうち30.5%がTikTokで動画を見て商品やサービスの購入経験がある記載されています。

他のSNSとは異なる特徴があり、適切に対策することで収益に直結することが期待できます。

参考:TikTok公式サイト

マーケティング観点からみたTikTokの特徴・メリット

興味関心度の高い非認知層に対してアプローチできる

TikTokはユーザーが飽きずに長く利用してもらうために、独自のアルゴリズムによりユーザーごとにあった動画をレコメンドしていきます。中には、まだその商品・サービスを知らないユーザーでかつ、興味関心を持つ可能性が高いユーザーにも表示される可能性があるため、非認知層に対してアプローチができます。

UGCが生まれやすく情報拡散力が高い

TikTokは、認知拡大と共に幅広いユーザーに利用されていますが、基本的には10代~20代など流行に乗りやすい世代の利用が多くを占めます。そして、ダンス企画などのキャンペーンにより、企業がUGCを生むための施策が可能です。

この掛け合わせにより、高い情報拡散力となり、新たな層への認知が期待できます。

購入まで一気通貫で提供できる。

さまざまなユーザーにアプローチできるTikTokですが、Shop機能により、そのまま購入に誘導することができます。そのため、たまたまレコメンドされた動画を見て衝動買いするといった動きも考えられます。

アフィリエイトプログラムによりインフルエンサーの投稿を促せる

TikTok Shopの機能には「アフィリエイトプログラム」と呼ばれるクリエイターに商品を紹介してもらい成果に応じて報酬を支払う機能があります。

これによりユーザー側が積極的にコンテンツを投稿する可能性があります。ただし、報酬を支払う場合は景品表示法の観点によるコンテンツの管理が必要です。

TikTokマーケティングで注意すべきデメリット

基本はSNSである、売上に直結しない可能性もある

SNSは基本的にはマーケティングツールではなく、ユーザー同士が投稿などを通じて交流を図るプラットフォームです。そのため、TikTokに限らずSNSは強い広告色は避けられる可能性が高く、売上に直結しない可能性も当然あります。

炎上する可能性もある

TikTokは非常に優れた拡散力があります。それゆえ、マイナス面の投稿も拡散されることで、炎上する可能性が十分にあります。特に自社コンテンツに関しては、倫理的に問題ないかなど社内確認をしっかり行う必要があります。

また、炎上が起きる可能性がある前提を持ち、素早く発見するための社内での仕組み化と、投稿の削除や謝罪など早期な対応ができるようにガイドラインや外部の専門家を含む体制を整えておくことも大切です。

トレンド・流行の移り変わりが激しくコンテンツが古くなる

TikTokは非常にトレンドの移り変わりが早い特徴があります。つい先日流行った動画が既に時代遅れになっている可能性もあります。そのため、WebマーケティングであるブログなどのSEO対策と比べ、より短いスパンでの更新・対策が必要です。

TikTokマーケティングで行える手法

ショート動画投稿で認知向上

TikTokでは画像の投稿もできますが、やはりスタンダードな手法はショート動画の投稿です。また大前提としてSNSはユーザーとのコミュニケーションの場であるため、広告色は基本的に抑え、ユーザーとの関係性を構築し、ファン化を促進することを優先にすることをオススメします。

また、アカウント設計として「誰」に対して「何」をつたえ、「どのようになってもらいたいか」戦略設計を行い、一貫した運用を行うことも大切です。

TikTok広告でリーチ拡大

TikTokには広告機能があります。広告は、主に5種類あります

  1. 起動時に表示する広告
  2. おすすめ欄に表示されるインフィード広告
  3. ハッシュタグチャレンジ広告
  4. ブランドエフェクト広告
  5. オークション広告(運用型)

オークション型広告は運用型広告と呼ばれ、自由に費用を設定して運用するタイプです。それ以外は、純広告となり一括で広告費用を支払う形式です。数十万から数千万など幅があり、運用型広告と比べ効果になります。

ハッシュタグチャレンジで認知拡大

広告枠の1種ですが、ハッシュタグチャレンジは大きな認知拡大に繋がります。ブランドエフェクト広告と呼ばれる機能と組み合わせるとさらに効果が上がります。

ブランドエフェクト広告とは、例えばコスメであれば、使用したイメージを再現できるエフェクト機能を提供できる広告です。〇〇コスメチャレンジのように、ハッシュタグチャレンジと組み合わせることによって、商品をしっかりアピールしつつUGCを生むことが期待できます。

ライブコマースで販促活動

TikTokにはライブコマースがあります。商品ラインナップが豊富な企業などにおいては、実際に新商品を紹介することができます。ユーザーとリアルタイムにコミュニケーションが取れることや、TikTok Shop機能によりそのまま購入に結び付けることもできます。

インフルエンサーの活用

TikTokに限らず、SNSにおいてはインフルエンサーの活用も重要です。

2024年11月に当社がユミルリンク社と共同で調査した「企業主体の投稿以外(ユーザーの口コミなど)で購入に至った方は、 どんな人による投稿がきっかけで購入をしたか教えてください。」という質問では、一般の方の投稿が圧倒的上位であり、次いでインフルエンサーの投稿が続いています。

芸能人の投稿 21.0%
インフルエンサー(企業提携)の投稿 36.8%
インフルエンサーのオススメ 34.0%
一般の方の投稿 49.6%
友人の投稿 10.9%
その他 10.2%

出典:メールマガジン登録・SNSフォローや購買のきっかけにおける実態調査

この調査において考えられる点として「一般の方の投稿」の中には、ナノ・マイクロインフルエンサーと呼ばれるフォロワー数が数千・数万単位のユーザーが含まれている可能性があります。

そのため、インフルエンサー活用時には「有名なインフルエンサー」だけでなく、商品・サービスのターゲットに近しい比較的規模の小さいインフルエンサーの起用が効果的な場合もあります。

また、そのようなインフルエンサーは、別途費用を支払わず商品の提供(ギフティング)だけで投稿をしてくれる可能性も高いため、当社の事例では費用対効果の面でも良い結果を生むことが多くあります。

TikTokのアルゴリズムとは?

TikTokがここまで普及した理由の一つにアルゴリズムがあります。このアルゴリズムとは、ユーザーにより多く利用されるように、関連性の高いものや興味関心の高いものを表示するための仕組みのことを指します。

TikTokのアルゴリズムは公開されていませんが、以下のポイントが影響している可能性があります。

視聴時間

特定のジャンルの動画を最後まで連続して見てみましょう。すると、同じようなジャンルの動画が数多く表示されるようになります。これは視聴時間がアルゴリズムの大きな指標になっている裏付けとなります。

実際には何秒が良いのか、視聴完了の有無で変わるのかはわかりません。ただし、ショート動画の制作においては、終わりが分からず気づくとループするような仕組みや、最後まで見たくなる仕掛けを考えることもオススメです。

保存・いいね・コメント・シェアなどのエンゲージメント

投稿に対して視聴ユーザーは、いいねやコメント・シェアなどができます。これらが多いほど、投稿がユーザーに対して強い影響を与えている可能性が高く、質が高い可能性があります。動画内でいいねやコメントをしてもらえるように促すこともポイントです。

TikTokとInstagramとの違いについて

SNSマーケティングで代表するSNSは、TikTokのほかにもInstagramが挙げられます。InstagramはTikTokに比べ、検索した時の結果がタイル張りのように一覧して見られるなど、検索機能に優れており、検索行動は検索エンジンから、Instagramなどに移り変わってきています。

また、アルゴリズムも関係性の近い人がより表示される傾向にあり、繋がりが重視される傾向にあります。

対してTikTokは受動的にレコメンドされた動画を見ていく傾向にあります。そのため、非認知層へのアプローチに強く、Instagramに比べ繋がりは高くない傾向にあります。

ショート動画はTikTokもInstagramも流用しやすいため、今後はそれぞれの役割を認識したうえで両方運用していくことが重要になります。

さいごに

SNSマーケティングはそれぞれの特性を知ったうえで、適切に対策していく必要があります。当社へのお問い合わせでも「Xを活用したい」というお問い合わせに対してヒアリングを進めていくと、「XではなくInstagramが最適だった」ということも少なくありません。遠回りして時間を無駄にしないようにするために、ぜひ当社のようなSNSマーケティング支援の専門会社をご活用ください。

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