Instagramのリールとは?アルゴリズムや動画作成のコツを解説!
- 投稿日 :
- カテゴリー : Instagram
SNSの主流と言える投稿スタイルが「縦型のショート動画」です。スマートフォンのディスプレイに合った短い動画は、スキマ時間などにサクサク見られることから人気があります。
そして、Instagramにおいては「リール」と呼ばれます。
今回は、Instagramのリールについて分かりやすく解説していきます。
Contents
Instagramのリールとは?
リールは、ショート動画のことで最大3分までの動画を作成・投稿することができます。投稿ジャンルは多岐に渡り、エンタメや役に立つ情報、そして企業の採用活動のために職場の様子に関する投稿なども増えています。
リールは、リールタブだけでなく、発見タブやフィードなどでも表示されます。Instagramと言えば、数年前までは画像投稿が主流でしたが、現在ではリール投稿が主流になっています。
リール投稿できる形式について
リールは、最大3分(180秒)の動画が投稿できます。
サイズは1,080×1,920ピクセルが推奨です。
Instagramのリールの特徴
画像よりも多くの情報を短時間で伝えられる
リールは動画のため、画像にない「音」と「動き」があるため、より多くの情報を同時に閲覧者へ伝えることができます。特に無形商材を扱うビジネスの場合は「説明する」ということができます。また動画内容に合った音楽をBGMに設定することで、面白さや話題性を生むこともでき、人気の音楽であれば音楽経由での流入も見込めます。
フォロー以外・非認知層にもリーチできる
リールのみが流れるリールタブでは、原則としてフォローしていないアカウントの投稿が表示されます。また、リールの視聴方法は、次々とスワイプして次の動画を再生していくことが基本です。本記事でも解説するアルゴリズムにより、さまざまなジャンルの動画が流れることもあり、認知すらされていない人に対してリーチすることができます。
最後まで視聴した人や、いいねした人には、自分の他のリールも表示される可能性があり、何度か視聴してもらうことで認知獲得ができ、フォロワー化やファン化に繋がることも期待できます。
他のSNSにも流用することができる
リールの呼び名はInstagram固有ですが、ショート動画においてはYouTubeやTikTok、LINEなど非常に多くのSNSでも概ね似たような形式での投稿が可能です。そのため1つ動画を作成したら、Instagram以外でのリーチも可能です。
ただし、Instagram内で作成したり、TikTok内で作成した動画などは、プラットフォームからダウンロードをするとそのプラットフォームのロゴが入ることもあり、それをそのまま他のプラットフォームへ投稿するとリサイクルコンテンツとして、評価が下がる可能性があるので注意しましょう。そのため、別の動画制作ソフトやアプリで作成したものを使うようにしてください。
ただし、SNSによって視聴者層は異なります。例えば、TikTokは比較的若年層が多く、ダンス動画やエフェクトを楽しむ動画などが多くなり、テンポの速さや流行に乗ったものが好まれる傾向にあります。YouTubeではゲームやお笑い、ビジネス系のショート動画、本編の横型かつ長尺の動画へ誘導する目的のショート動画が多いです。そのため、むやみに流用するのではなく、適切なSNSを併用するのが良いでしょう。
Instagramリールのアルゴリズムとは
リールは「コンテンツの面白さ」が重要な指標と言われています。ストーリーズやフィードでは関係性の近さが重要ですが、リールでは重要度は下がります。そして面白さを測る指標として主に3つあります。
- 視聴完了率:動画を最後までみられたか
- 反応数:いいね・保存・シェア・コメントなど
- 音源ページへの遷移
音源ページの遷移は、そこから同じ音源を利用してリール動画が作成・投稿されると、元の動画が表示されやすくなります。これはより多くの人に対してリール投稿をしたいと思わせたということが分かるため、アルゴリズム上評価される指標です。
その他の4つのシグナルも重要
リールもフィードや他の機能と同じくシグナルがあり、4つ重要なポイントがあります。
アクティビティ
閲覧者が最近どんなリールにアクションしたのか、視聴完了したか、いいねなど反応したかなどの行動を元に、Instagramが選定して優先的に表示します。リールタブでは、これが最も優先されるシグナルです。
投稿者との交流履歴
投稿者と閲覧者とのやり取りの情報から、どのぐらい投稿に興味を持つか判定されます。例えばフォローしておらずとも、いいねなどリアクションした場合には、その投稿者のリールが以降表示される可能性が高まります。
投稿の情報
投稿自体が人気であるかのシグナルです。投稿自体の視聴完了状況や、いいねなどの反応がどれくらいされたかなどが影響します。また、動画の解像度や使用した音源の情報も、この投稿の情報に含まれます。解像度の低い動画などは、表示されづらくなりますので注意してください。
投稿者の情報
投稿者の人気・注目度に当たるシグナルで、アカウントに対しての反応数や、フォロワー数などが影響します。ただし、リールは「コンテンツの面白さ」が重要視されるため、投稿者の情報はシグナルとしては一番低い重要度です。そのため、フォロワー数などが少なくても、多くの人に届く可能性があるのです。
Instagram リールで効果を高めるための方法とは?
適切なハッシュタグを追加する
近年のハッシュタグの役割として、ユーザーに見つけてもらうことより、Instagram側に対して「この動画はこのジャンルです」と伝える意味が強いです。伝えることによって、該当のジャンルに興味がある人に表示されやすくなります。
最初の2秒が一番重要
リールは、スワイプされてしまったら再度見られる可能性は低くなります。スワイプするかしないかの大きな関門が最初の2秒です。そして2秒見られた動画は、比較的長く見られる傾向にあります。
例えば「実は、〇〇は間違っていた」などのように続きが気になるような表現を最初に持ってくることや、「あなたはどれに当てはまる?」のような感じで、視聴者に考えさせる内容を最初に持ってくるなどもオススメです。
流行に乗せる
リール含めたショート動画は、流行の移り変わりが早い傾向にあります。流行の音源や企画をうまく取り入れることで、最初の興味関心を惹きやすくなります。ただし、流行の移り変わりが早いので、これは一時的な再生数稼ぎになります。ビジネスの魅力や価値を伝える場合には、流行にとらわれない投稿も重要です。
まとめ
リールは、特に正解がない機能です。どういう構成のリールにすればよいのかなど、流行の把握や細かなテクニックが必要です。支援実績500社を超えるROCでは、過去の経験・実績をもとに、KGI・KPIに直結する運用を提案・支援いたします。
また、リール以外のアルゴリズムの詳細や、Instagramの運用事例などは、弊社CEO坂本の著書「インスタ思考法2.0」 に詳しく掲載されていますので、そちらもぜひ手に取ってみてください。
SNS運用のプロも使うレポートを自動作成できるツール
「Reposta」

InstagramやFacebookの詳細なレポートを自動作成できるレポートツール「Reposta」。弊社を含むSNS運用のプロも、このレポートを使ってクライアントへ報告を行っています。 レポートの自動作成機能に加え、競合分析機能や、適切なハッシュタグがわかるハッシュタグ分析機能も搭載。 "なんとなく運用"を卒業し、数値に基づいた分析で、アカウントを改善していきましょう! 14日間の無料トライアルをご用意しておりますので、ぜひ実際にお試しください。
SNSマーケティングのプロが実践するInstagram活用術のハンドブックを、
今だけ無料で配布しています!

「投稿のポイント」「ハッシュタグのつけ方」「写真撮影法」「Instagramキャンペーン事例」「Instagram広告のポイント」「ショッピング機能について」など・・・。
SNSマーケティングを得意とする株式会社ROCの中でも、入社したディレクターに一番最初に学んでもらう、Instagram活用に欠かせない基本ノウハウを一つの資料にまとめました。
企業のブランディングや集客に必須となっているInstagram。
ぜひこの機会にご確認ください。