エンゲージメントは「契約」「婚約」などの意味があります。マーケティングにおいては、クリックや閲覧など何らかの反応を示すことが一般的です。
そして、Instagramにおいてエンゲージメント率は、Instagramマーケティングの効果を上げるために重要な要素です。

今回はそんな、Instagramのエンゲージメント率について分かりやすく解説していきます。

Instagramのエンゲージメント率とは

Instagramのエンゲージメント率は、エンゲージメント数÷リーチ数で求めることができます。

そもそもInstagramのエンゲージメントとは、投稿やストーリーに対して示す反応のことです。具体的には以下のようなものが挙げられます。

エンゲージメントは、投稿を見たユーザーが興味関心を持ってもらうことで起こることであるため、エンゲージメント率が高いということは良い投稿とされ、より多くの人にリーチされる可能性があります。

エンゲージメント率が高いことのメリット

最大のメリットは、リーチ数が増えることです。

Instagramマーケティングにおいて効果を高めるためには、リーチ数を増やしてより多くの人に投稿や自身のアカウントを知ってもらう必要があります。そのためにはInstagram内においてより上部や多くの人に表示されるためにInstagramのアルゴリズムから評価される必要があり、その評価軸にエンゲージメント数・率があります。

エンゲージメントは初速が重要

Instagramの世界では、エンゲージメントも公開された直後が重要です。投稿後すぐのエンゲージメントが多いと、質の高い投稿と判断され、より多くのユーザーに表示される可能性が高まります。

そのため、投稿時間もターゲットであるフォロワーやユーザーが閲覧しやすい時間を狙って投稿すると良いでしょう。自分のアカウントのフォロワーがアクセスの多い時間帯は、アプリのインサイトやRepostaなどの分析ツールで確認できます。

Instagramのエンゲージメントを増やすコツ

Instagramで「保存」を増やすコツ

自社の投稿を「保存」されることは、より多くの人にリーチするために重要なエンゲージメントであり、保存された投稿は見返してもらえる可能性のあるものです。そのため、保存されやすい投稿を行うことも必要です。

自社の領域のお役立ち情報などは保存されやすい傾向にあります。有益で、かつ、人に教えたくなる情報や後で見返したいと思うような情報は保存される可能性が高まります。「タメになる」「参考・マネしてみたい」「行ってみたい」と思ってもらえるような投稿を適宜盛り込みましょう。

ストーリーズでは、「ここをタップ！」などをスタンプを活用する

ストーリーズには、スタンプ機能があります。投稿に合った絵文字を設置してタップを促すことや、アンケートやクイズ、質問などのスタンプを通じて反応を集めることができます。

またストーリーズでは、Instagram外に遷移させることができるリンクスタンプを設置できます。お知らせしたいイベントやセール情報がある場合は、リンクスタンプを活用しましょう。

フィードではCTAを投稿の最後に入れる

フィード投稿の最後に、閲覧したユーザーに対して行動を促すようCTAを設置することが重要です。例えば「詳細はプロフィールをチェック」や「コメントをくれた方に資料をプレゼント」など、運用目的（KPI）に沿った文言を追加するとよいでしょう。

CTA画像は数パターンのテンプレートを用意しておくと、運用が楽になるでしょう。

キャプションで自分をメンションする

リールやフィード投稿のキャプションに、自分をメンションすることで直接プロフィールに誘導することができます。プロフィールに遷移されると、アルゴリズム上の評価に繋がる「プロフィールアクセス数」が増え、アカウント内を回遊できるようハイライトや投稿を充実させておけば自身のアカウントに対する滞在時間も増えることになるため、アルゴリズムの面でよい影響を及ぼします。

エンゲージメント率を改善するには分析ツールの導入がおすすめ

株式会社ROCで提供している「Reposta」 では、ダッシュボードやレポートでアカウントを詳細に分析できます。「この投稿のエンゲージメント率が低かった」など、ひと目で成果がわかるように設計されていますので、効率的にSNS運用を行うことが可能です。

多くの機能は無料の範囲でも利用することが可能ですので、ご興味がある方はぜひ上のリンクからご登録ください。