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【2025年最新】Instagramのアルゴリズム徹底解説!効果を上げるための方法とは

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  • カテゴリー : Instagram

Instagramに限らず、Googleなどのネット検索、他のSNS、ECサイトなど、Webサービスにおいて多く、ユーザーの体験・利便性を高めるために、表示するコンテンツ・順番を変更する仕組みをアルゴリズムと呼びます。

アルゴリズムは、サービスにより特徴が大きく異なります。当記事ではInstagramのアルゴリズムについて詳しく解説していきます。理解することにより、効率的にSNS運用において効果を出すことに繋がります。

Instagramのアルゴリズムとは?

Instagramのアルゴリズムは2016年頃までフィードの並びは時系列順でした。Meta社に買収されたのち、同社が運営しているFacebookの仕組みをベースに、パーソナライズされるようになり今に至ります。

現在Instagramは、「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というミッションを元に運営されています。

つまり、Instagramのアルゴリズムとは「ユーザーが大切な人や大好きなことにまつわる投稿を表示させること」と捉えられます。アルゴリズムは、日々変わっていきますが、現在、考え方自体が変わることは少なく、このミッションを達成するために改善されるでしょう。

Instagramのアルゴリズムは1つではない

Instagramのアルゴリズムは1つだけではありません。目的に応じてさまざまなアルゴリズムがあります。特にフィード・発見・リールなど機能ごとに独自の指標があります。

そしてアルゴリズムには「シグナル」という概念があります。「いいね!」を押すこと「プロフィールに遷移すること」など、数千もの要素から成り立っています。このシグナルによって投稿がランク付けされることで、表示されるコンテンツが変わります。

フィードで重視される要素

まずは、フィードのアルゴリズムから解説していきます。

当社代表の書籍「Instagramでビジネスを変える最強の思考法」でもご紹介している通り、以下3つの基準はそのまま適用されると考えて問題ありません。

・関係(relationship):そのアカウントと閲覧者がどのくらい親密か、その親密度に応じて表示順位が決まる基準
(滞在時間、コメント、いいね、保存、プロフィールタップが考慮される)

・関心(interest):過去の閲覧者の行動から、閲覧者の関心にあったコンテンツが表示される基準

・新しさ(timeless):時間的に古い投稿よりも、最近の投稿を表示させる基準
(ストーリーズは24時間しか表示されない仕組みのため主に通常投稿のフィードに適用)

今回これらに加えて、更に重視する要素について公開されました。フィードで重視される基準は、以下の通りです(重要度順)。

1.アクティビティ

フィードでは、閲覧者自身が投稿に対して行った、いいねなどの反応が最も重視されます。つまり、過去にその閲覧者がどのような投稿に反応をしてきたかによって、興味を示すであろう投稿が優先的に表示されます。

2.投稿の情報

次に、「その投稿に対してどれくらいの人がいいねなどのアクションを起こしたのか」という「投稿の情報」が重視されます。アクションの数に加えて、いいね・コメント・保存などのアクションがどれくらい早く実行されたのか、という速度も重要とされています。

また、投稿日時がより新しい方が優先されたり、その閲覧者が興味を持ちそうなエリアの位置情報が入った投稿の方が優先されるなど、投稿の日時や位置情報などの情報も、フィードの表示に影響します。

3.投稿者の情報

これは、投稿者に対して閲覧者がどれくらい興味を抱く可能性があるかを把握するためのシグナルです。直近数週間で、投稿者に対してユーザーがどれくらいの反応(滞在時間、コメント、いいね、保存、プロフィールアクセス)をしたのかという点など、投稿者のアカウントが多くのユーザーから反応を集められていたり、その投稿者と閲覧者が直近でたくさんやり取りをしていたりすると、フィードで優先表示されやすくなります。

4.閲覧者と特定の人との交流履歴

閲覧者と特定の人との相互やり取りの情報(互いの投稿にコメントをしているかどうかなど)から、その投稿やアカウントにどれくらい興味を持つのかを把握するためのシグナルです。つまり、人に対する興味・関心を測ることで、できるだけストレスを感じない・興味を持つであろう人の投稿が優先的に表示されるということです。

ストーリーズで重視される要素

ストーリーズでは、次の3つのシグナルを考慮して、コンテンツを表示しています。

1.閲覧履歴

各アカウントのストーリーズを閲覧している頻度を見ることで、閲覧者自身が見逃したくないと思われるアカウントのストーリーズを優先します。フィードでいうと「アクティビティ」に近いシグナルと言えます。

2.エンゲージメント履歴

そのアカウントのストーリーズに対して、いいねやスタンプへの反応、DM送信などのアクションを実行している頻度を考慮し、表示順位を決めます。フィードでいうと「投稿の情報」と「投稿者の情報」に近い基準と言えるかもしれません。

3.関係の近さ

相互やり取りの情報などから、投稿者と閲覧者の総合的な関係性を把握し、友達または家族である可能性がある場合、優先的に表示します。フィードの「交流履歴」に近いシグナルと言えます。

Instagram公式では、「次のようなさまざまなインプットシグナルを考慮します」という文章とともに、上記3つのシグナルが紹介されているため、フィードのアルゴリズムと異なり、重要度順で並んでいるわけではないことに注意してください。

リールで重視される要素

リールタブは原則として、自分がフォローしていないアカウントのリール投稿が表示されます。

また、リールでは、「コンテンツの面白さ」が重要な基準となっています。このコンテンツの面白さを測る基準として、「視聴完了率」と「いいね!の数」が重要だとされています。
さらに、「音源ページへの遷移」も重要な指標とされており、閲覧者が自身で新たなリールを作りたいと思えるコンテンツか、という点もリールタブでの露出を決める指標の一つとなります。

リールタブで重視される基準は、以下の通りです(重要度順)。

1.アクティビティ

リールタブでは、閲覧者が過去どんなリールにリアクションをしたのかが、もっとも重視されます。視聴を完了したかどうか、いいねなどの反応をしたかどうか等の行動をもとに閲覧者の興味関心に合ったリールをInstagramが選定し、優先的に表示します。

2.投稿者との交流履歴

閲覧者と投稿者とのやり取りの情報から、閲覧者がその投稿にどれくらい興味を持つかを把握します。例えば、「過去にリアクションをしたことはあるが、フォローはしていないアカウント」のリール投稿がある場合、それを優先して表示します。

ちなみに、この1.と2.はTikTokも似たしくみになっています。

3.投稿の情報

その投稿が視聴完了されたかどうか、いいねなどの反応をどれくらい獲得しているかなど、リール動画自体に関するシグナルです。リールに使った動画の解像度や、その動画内で使用した音源も、「投稿の情報」に含まれます。解像度の低い動画は避けた方がよく、人気の音源は音源自体に関心を持つユーザーが多いため、リールタブに表示されやすい傾向にあります。

4.投稿者の情報

直近数週間で、投稿者のアカウントに対してどれくらいのユーザーが反応したのか、フォロワー数がどのくらいあるのかが重視されます。ただし、リールでは重要度4位のシグナルのため、フィードに比べると重要度は低いと言えます。そのため、例えフォロワー数が少ないアカウントであっても、リールタブでは優先的に表示され、フォロワー以外に拡散する可能性が十分にあるということです。

発見タブで重視される要素

発見タブもリールタブ同様、原則、自分がフォローしていないアカウントの投稿が表示される場所です。ここに投稿が表示されると、大きくリーチが伸び、フォロワーの獲得にもつながってきます。

発見タブで重視される基準は、以下の通りです(重要度順)。

1.投稿の情報

発見タブでは、前述のフィード以上に「投稿の情報」が重視されます。いいね・コメント・保存の数に加え、それらのリアクションがついた速度も考慮されます。数が多い方がよいのは当然として、投稿後どれだけ速くリアクションを集められるかが重要です。フォロワーとフォロワーでないユーザー、どちらが速く自分の投稿に反応してくれるかといえば、もちろんフォロワーです。そのため、インサイトなどでフォロワーを分析し、フォロワーから反応を得やすいコンテンツを投稿できれば、発見タブに掲載される可能性も高くなります。

2.アクティビティ

過去に閲覧者自身が発見タブの中でどのような投稿に反応をしたのかが重視されます。特定のタイプの投稿に対して反応をしている場合、その投稿に似たコンテンツを多く表示します。例えば、画像の投稿に多く反応している場合は、画像の投稿を優先的に表示し、動画をよく見ている場合は、動画の投稿を優先的に表示します。

3.投稿者との交流履歴

リールタブと同様、発見タブでも「過去にリアクションをしたことはあるが、フォローはしていないアカウント」の投稿がある場合、興味・関心が高い投稿として優先的に表示されます。

4.投稿者の情報

直近数週間で、閲覧者以外の他のユーザーがその投稿者のアカウントに対して、どれくらいの反応をしているのかが考慮されます。リールタブと同様、重要度4位の基準のため、フォロワー数などを含めた投稿者の情報の重要度は、フィードに比べると低くなっています。

そのため、投稿者自身のフォロワー数は多くなくても、多くのユーザーからすばやく反応を集められる投稿を作ることができれば、発見タブに表示され、フォロワー以外に拡散する可能性があります。

発見タブでは、「投稿の情報」がもっとも重要とされています。そのため、エンゲージメントをすばやく、かつ、たくさん集められる投稿をしていくべきと言えます。
また、投稿者の情報の順位がフィードに比べて低いため、多くのユーザーから注目を集められる投稿を作ることさえできれば、例えばフォロワーが少なくても、発見タブに表示される可能性は十分にあるということです。

その他の考慮される要素

最後に、その他のアルゴリズムに関する情報について、改めてまとめておきます。

同じユーザーの投稿を連続して表示させない

24時間程度は間隔をあけて投稿すべき。

コンテンツの種類はアルゴリズムに影響しない

例えば、動画より画像の方が優先度が高いということはなく(Facebookでは動画の方が優先されると言われている)、前述の「関心」が考慮され、動画をよく見るユーザーには動画が優先的に表示され、画像を好むユーザーには画像投稿が表示されやすくなる。

  • ガイドラインに違反している投稿は表示順位が下がる
  • 成人向けサービスの推奨は規制される
  • TikTokなど他のSNSで作成したコンテンツで、そのロゴや透かしのあるリサイクルコンテンツは表示順位が下がる
  • 政治問題に焦点を当てたリール、政治家や政党によって作られたリールも、表示順位が下がる

なお、ここでご紹介しているアルゴリズムは、一般ユーザーのアカウントでもプロアカウント(ビジネスアカウント)でも同様に適用され、アカウントの種類やカテゴリーはアルゴリズムに影響しません。

【2025年の最新状況】Instagramのアルゴリズムの5つのポイント

2025年1月、Adam Mosseri氏がランキングの仕組みについて発表しました。そこでは、大きく2つの仕組みがあります。

  • フォロワー・交流のあるアカウントへのリーチ
  • 非フォロワーで交流のないアカウントへのリーチ

前者フォロワーなどの場合は「いいね!」のシグナルが大きく影響し、後者の非フォロワーの場合は「シェア」の影響が大きくなります。

そして、ランキングには3つの要素が重要と発表されています。

  • 動画の平均視聴時間
  • リーチ数に対するいいね!数(いいね!率)
  • リーチ数に対するシェア数(シェア率)

つまり、動画をより長く視聴してもらい、「いいね!」や「シェア」を多くしてもらうことで上位表示されやすくなる、ということが分かります。

この最新発表に加えて、ここまでにご紹介したアルゴリズムは引き続き重要であるため、これらを理解したうえでの運用が重要です。

まとめ

Instagramに限らず、Googleなどのさまざまなサービスのアルゴリズムは、そのユーザーの利便性を上げて、ユーザー離れを防ぎ、ユーザーにより活用してもらうことにあります。アルゴリズムを理解した運用を実践していきましょう。

ぜひ、当社代表の書籍「インスタ思考法2.0」の内容や、「Reposta」などの分析ツールでのレポート結果とあわせて、こちらの内容も参考にInstagram運用を進めていただければと思います。

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