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最低限知っておくべき「Twitter」の機能と活用事例まとめ

  • 投稿日 :
  • カテゴリー : SNSの基本, Twitter

第一回目の弊社ブログでご紹介した4つの主要SNSのうち、今回は「Twitter」について解説していきます。
 
 

月間アクティブユーザー・年齢層

  • 世界:3億3500万人
  • 日本:4,500万人
  • アクティブ率:約70.2%
    (2019年7月現在)

国内のユーザーの内訳は、10代から20代で50%を超え、30代を含めると全体の約70%にのぼります。アクティブ率の高さからも、若い世代から支持されているSNSであることがわかります。

Instagram同様、トレンドに対して敏感で消費意欲も高いユーザーが多いため、BtoC企業を中心に多くの企業がマーケティングの一環でTwitterを活用しています(活用方法については後述します)。

基本機能

Twitterの一番の特徴は、一度に投稿できる文字数が140字までであるということ。
同SNS内での拡散機能(リツイート)やライブ機能など、Facebookと似ている点は多いですが、この点が大きく異なります。短い文章でいかに魅力を伝えられるか、画像や動画を文章と絡めてどう有効的に使うかが求められます。

タイムラインには、そのユーザーがフォローしているアカウントのツイートが並びますが、フォローしているアカウントの数や時間帯によっては、タイムラインの流れが早く、他のツイートの中に埋もれてしまう場合がありますので、画像や動画を活用してユーザーの目が止まりやすくするのは効果的な方法の一つです。

また、TwitterにもInstagramと同じくハッシュタグを使用する文化があります。特にトレンド(ユーザーの間で盛り上がっているワードをまとめたもの)入りしているハッシュタグを使うことで、フォロワー以外の多くのユーザーに届く可能性があります。
少しでも多くのユーザーにツイートを見てほしい!フォロワーを増やしたい!という方は、ハッシュタグの活用も重要と言えます。

ここから、Twitterの基本機能についてご紹介します。

リツイート

リツイート機能は、ツイートをフォロワーに拡散する機能で、Facebookのシェアと同じ役割を果たしています。

現在のTwitterでは、Facebook同様、「いいね」でもフォロワーへツイートが拡散されますが、拡散機能として主に使われているのはリツイート機能です。SNSのシェア機能の中で、10代の6割以上、20代の4割以上が、「Twitterのリツイート」を最も使用しているというデータもあります(参考「セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査」)。

自分たちが伝えたい情報を少しでも多くの人に知ってもらうには、フォロワーにリツイート機能を使ってもらうことが必須です。役に立つ情報・お得な情報はリツイートされやすいと言われますが、そこに「誰かに知らせたい!」と感心させられるような情報や、リツイートをすることで応募ができるルールを作るなど、リツイートすることでメリットがあるツイートであればより有効です。

ハッシュタグ

ハッシュタグとは、Instagram同様、単語や文の前に「#」をつけることで、同じイベントや同じことに興味を持つ人、関連する人を検索しやすくする機能のことです。
自分たちからユーザーに向けて推奨するハッシュタグをつけてもらうことにより、ユーザーの声を検索しやすくなるのはもちろんのこと、そのハッシュタグがトレンド入りすることにより、新しいユーザーにも認知してもらうことが可能です。

しかし、ハッシュタグも140字の制限の中に含まれるため、使うことができるハッシュタグに制限があります。ハッシュタグを沢山つけるとツイート内容が薄くなり逆効果です。1回のツイートにつき使用するハッシュタグは1〜2個が望ましいでしょう。

モーメント

 

 
「モーメント」は、2016年9月に実装された機能で、自分が投稿したツイートや人のツイートを任意の順番に並べて1つのトピックとしてまとめることができる機能です。
作成したモーメントはHP上にも埋め込むことが可能です。実装当初は一部のユーザーのみが使用できる機能でしたが、現在は全ユーザーが使用できます。

時間が経ってしまったり、ツイートの頻度が多いことにより目につきにくくなったツイートを、モーメントでまとめることで、もう一度見てもらえるようにしたり、複数のツイートを1つのストーリーとしてまとめることができるため、商品のプロモーションなどに有効です。

Twitterを含むSNSは、頻繁にアップデートが行われますので、新しく追加された機能は、実際にまず自分で一度使ってみるとよいでしょう。

企業の活用事例

文字数の制限はありますが、機能も多く様々な活用ができるTwitter。企業によってその方法も様々です。ここでは、活用方法をいくつかに分類して、その実例をご紹介します。

PR型

 
セブン-イレブン・ジャパン

twitter.com/711sej

購買意欲をそそるような商品写真を添えて、新商品について毎日ツイートされています。コラボしている企業などのツイートもしっかりリツイートされています。
また、ハッシュタグが効果的に使われており、「#711時報」や「#セブンの新商品食べてみた」など独自のハッシュタグも活用し、Twitterらしいツイート内容で、うまくユーザーの心を捉えている事例と言えます。

 
無印良品

twitter.com/muji_net

無印良品のTwitterは、定期的に商品についてのツイートをしていますが、時間や時期に合わせて紹介する商品を選んでいるのがわかります。
また、ネットストアに誘導しているのが特徴的で、セールの情報もいち早くツイートしたり等、アカウントをフォローすることでお得な情報が入手できるように運営されています。

コミュニケーション型

 
SHARP シャープ株式会社

twitter.com/SHARP_JP

公式アカウントでありながら、まるで一個人のようなツイートが多く、フォロワーとも上手く馴染んでコミュニケーションを取っています。
一見すると大企業の公式アカウントらしくないツイートもすることで、宣伝色がなくなり、フォロワーから親近感を抱いてもらうことにもつながります。

 
株式会社タニタ

twitter.com/TANITAofficial

こちらも、フォロワーとのゆるいコミュニケーションでTwitterらしさをうまく活用しているアカウントです。フォロワーも気軽にリプライを送っています。
ユーザーとの距離の近さが、多数のフォロワーをひきつけている最大の理由と言えるでしょう。しかし、ゆるくはありながら、ユーザーの疑問などにはしっかりと答えていることも支持される理由の1つです。

ユーザーとのコミュニケーションが多いアカウントは、実際にアカウントを運用している人のことを指して「(アカウントの)中の人」と呼ばれ、SNS内では親しまれています。

これらのアカウントは、その人気から、「シャープさんとタニタくん」としてアカウントを擬人化した漫画も展開されています。

Twitterをプロモーションツールではなく、1つのコンテンツとして打ち出した結果、認知度が高まり、ブランディングに成功している例をご紹介しました。

モーメント型

 
ASICS Running JP

twitter.com/ASICSRunningJP

アシックスジャパンがランニング関連の情報をツイートしているアカウントですが、こちらのモーメントでは、「ランニングをはじめたきっかけ」をユーザーにアンケートし、その結果をまとめています。ユーザーの声を汲み取るだけではなく、ランニングに興味のあるユーザーへのきっかけ作りにもなりますね。

 
nanapi

twitter.com/nanapi

生活に関連した情報をまとめているサイトの「nanapi」ですが、普段更新している情報をTwitterでも、ユーザーが実際に試してみたツイートや新しい情報を更新しながらモーメントを多数作成しています。ユーザーの生の感想を数多く見られるため、実際にレシピなどを試してみようという気持ちになりますね。

ここまでにご紹介した通り、目的とアイディア次第で、Twitterはプロモーションツールにもブランディングツールにも活用することができます。コミュニケーションの取りやすさやリアルタイム性など、他のSNSにはない要素を使いながら、ぜひご自身のビジネスに役立ててください。

Twitterを使う際の注意点

ここまでにご紹介した通り、Twitterは活用の仕方次第で予算をほとんどかけずに大きな効果を期待できます。しかし、企業の公式アカウントとして存在しながらも、フォロワーが少ないアカウントや更新があまりされていないアカウントを見たことはないでしょうか。

実は、企業としてTwitterを運用する際に、気を付けなければならない点があります。
ここでは、特に気をつけなければいけない点を3つご紹介いたします。

運用の目的は明確に

Twitterに限らず、ビジネスの全てに共通することですが、具体的な目的を決めてから運用を始めることが重要です。
TwitterのアカウントをPRの場として活用するのか、ブランディングを行うのか、それともユーザーとコミュニケーションを図りつつサポートの役割として運用するのか、その目的によってツイートの内容も大きく変わってきます。

また、アカウントにおける目標も同時に立てる必要があります。PRに活用するのであれば、フォロワー数やエンゲージメントの数値を増やすことが目標になります。ですが、通販の売り上げをあげたいなど、他の場所へ流入させることが目的であれば、いくらフォロワーが増えてもゴールとなるサイトまでユーザーが訪問しなければ意味がありません。この場合の目標はTwitterからサイトへの流入数、またはTwitterを経由した売り上げを目標の数値として設定することになります。

定期投稿に頼らない

あらかじめ決められた文言を決められた周期でツイートするように設定できるサービスも存在します。季節や時間を問わず知らせたい内容であれば、わざわざ手動で入力するよりも手間が省けて便利かもしれません。
しかし、フォローしているユーザーにとっては、毎日同じ内容のツイートが目に入ると、新鮮味がなくなりアカウントへの満足度が低下してしまいます。キャンペーンやTwitterを通した採用活動など、周期的な内容であっても、毎回違う文言を作成して、様々な角度からユーザーへアプローチすることをオススメします。

炎上時の対応

Twitterを運用する上で最も気をつけなければいけないリスクが「炎上」です。悪い意味でTwitter内で盛り上がってしまうと、凄まじい速度で拡散され大幅なイメージダウンにつながります。

2014年には、株式会社リクルートホールディングスが運営する住宅情報サイト「suumo」の公式キャラクターアカウントにて、「社畜さんいわく 残業のことを「二次会」って言うんだって♪そう言うとなんかすごく楽しそうな感じがするねっ 二次会がんばって!ぼくはもう寝るよ~ おやスーモ♪」というツイートが炎上しました。
企業の公式アカウントが「社畜」という印象の悪い言葉を使用したこと、実際に残業をしている人に配慮がないとのことから炎上に繋がりました。その後、該当ツイートを削除し、ツイートにて謝罪をしています。

ユーザーとのコミュニケーションを取るためには、口調や自社に対する発言などフランクさは求められますが、プライベートのアカウント同様に何でも呟いてもよいわけではありません。

炎上は、そのツイートを「不快」「不謹慎」と感じる人がいるような場合に多く発生します。これを事前に防ぐためには、担当者を厳選すること、ツイートにおけるNGワードや基準となるマニュアルを作成することが重要です。また、ツイート前に担当の複数社員でダブルチェックを行うなど、1人に依存しすぎない運用をしていきましょう。

もし、それでも炎上してしまった場合は、問題となるツイートを削除した上で速やかに謝罪を行うことが第一です。炎上した件に対するお問い合わせについても無視をせず、真摯に対応して、イメージの改善に務めることが求められます。

Twitter広告も有効に活用しよう

企業でアカウントを活用するにあたって、無視して通れないのが「Twitter広告」の活用です。2015年末に、Yahooアカウントを持っていないユーザーもTwitter広告を出稿できるようになり、一気に拡大しました。

興味のありそうなユーザーに向けてフォローをおすすめする「プロモアカウント」、一日中トレンドの欄にイベントやプロモーションに関連したハッシュタグを掲載する「プロモトレンド」、ユーザーのタイムライン上にプロモーションのツイートを表示する「プロモツイート」の3種類があります。

中でも最近活用の幅が広まっているのが「プロモツイート」です。以前は、いかにユーザー目線で広告らしくないツイートをするかが重要でしたが、プロモツイートでできることが増え、少しずつプロモツイートをどう活用するかという方向に向かいつつあります。
Facebookとは異なり、Twitterでは広告らしくないツイートよりも、今は「ユーザーの目をひく」「ユーザーも参加できる」ことの方が重要になっています。

例えば、動画をプロモツイートの中に入れたり、アンケート付きのツイートで楽しんでもらいつつユーザーの声を集めたり、複数のハッシュタグの中から1つを選びツイートをしてもらうことでキャンペーンに応募できるようにするなど、様々な形でプロモツイートが活用されています。

Twitter広告については、弊社でも複数案件を抱えていますので、また別記事で解説ができればと思います。

Summary

広告に限らず、アイコンの形などUIの細かい部分から新機能まで、Twitterは様々なアップデートを頻繁に行っています。企業アカウントを運用するにあたり、今後もアップデートを確認しながら、それに対応していくことが求められます。

Facebookと異なり、柔らかい雰囲気が好まれる傾向にあるのがTwitterですので、例えば、同じ内容のネタでもFacebookとは表現の仕方を変えるなど、各SNSの性質に合わせた運用を行ってください。

株式会社ROC

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